ゲームするだけで副収入!?ゲームテスターの特徴や始め方を解説!
ゲーム好きの人なら一度は
- ゲームするだけでお金もらえたらな
- ゲームを仕事にしたい
- ゲームしてる時間がお金になったら...
と考えたことがあるのではないでしょうか?
とはいえ、YouTubeなどでのゲーム実況動画をしたり、プロゲーマーになって有名になったりするにはプレイスキルがない、という方やそもそも「ゲームで収入を得るってどういう事?」と感じる方が多いです。
そこで、今回はゲームをすることで収入が得られる「ゲームテスター」について、私の実体験と共に解説していきます!
そもそもゲームテスターってなに?
ゲームテスターとは、開発中のゲームを実際にプレイして、バグや不具合などの「変なところが無いか」を調べるお仕事で、デバッカーなどと言われることもあります。
基本的にはゲームを開発している会社に依頼され、短期から長期でゲームテスターとしてはたらきます。他にもテスターを依頼された仲介業者から請け負うこともあります。
私が実際にゲームテスターのお仕事をしていた時は、仲介業者を挟んで仕事をしていました。
ゲームテスターの業務内容
ゲームテスターの仕事は単純で、先ほど紹介したように実際にゲームをプレイしてバグなどが無いかを調べるお仕事です。
バグが見つかればそれを報告書などにまとめて、ゲームを作っているエンジニアに提出します。報告書をもとにエンジニアはゲームを修正し、またテスターがゲームをプレイしてバグを見つけたら報告の繰り返しです。
また、ゲームに登場する敵が強すぎないか、または弱すぎないかを調べたり、登場するアイテムの必要性なども報告書にまとめて提出したりもします。
私が参加したゲームテスターのお仕事の場合は、報告書の代わりにiPadが支給されチャットの様なものを使ってリアルタイムで報告していました。
ゲームテスターの収入は?
ゲームテスターは派遣社員の場合は月収で約18万~25万円ほどです。アルバイトなどの場合は時給900~2000円と幅広く、求人している企業によって変動します。また、日給5000円で求人している場合もあります。
私は時給1000円週3~4日出勤の3時間勤務で月48000円ほどの副収入を得ていました。
ゲームテスターは副業になる?
ゲームテスターの仕事は短期や短時間での求人もあるので、副業として行うことも可能です。
私は18時からの3時間勤務でゲームテスターを行っていたので、仕事終わりに週3~4回のペースで通っていました。
しかし、ゲームテスターを行う場所が他県などの遠い場所にある場合は高頻度で通うことが難しくなってしまうので地方に住んでいる方には難しくなってしまいます。私の場合は当時住んでいた自宅と職場の中継地点に勤務先があったので、コンスタントに出勤することができました。
在宅でもできる仕事?
できれば在宅でゲームテスターをしたいという方もいるのではないでしょうか?
実際ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトなどで募集していることもありますが、求人数はとても少なく見つける方が難しいといえます。
また、求人サイトなどで探した場合も勤務先として指定されている場所でゲームテスターを行うものがほとんどです。
これには理由があり、開発中ゲームの情報が他社に漏洩しないようにしているからです。もし情報が漏洩してしまった場合、ゲームの開発が終了してしまう場合があり、かなりの損失になってしまうので企業のほとんどが在宅で依頼しないのです。
資格や経験は必要?
ゲームテスターには資格や経験は必要なく、未経験でも参入しやすい仕事です。
しかし、ゲームを一度もしたことのない人や、ゲームで現れる不具合についての知識が著しく少ない場合は面接や書類選考などで不採用とされる場合があります。
私の場合は面接でゲームを実際に行う実技試験がありました。一緒に働いていた方は別の会社ではエントリーシートにゲームのタイトルとそのゲームのプレイ年数などを記載する項目があったといっていたので、求人している会社で変わってくるようです。
資格や経験が無くともExcelなどの知識やスキルがあったほうがお得と言えます。仕様書などはExcelで提出されることが多いので、Excelの操作方法を分かっていると効率的に作業ができます。
ゲームテスターで副業をする方法
ゲームテスターをするには、求人を見つける必要があります。とはいえ、特殊な求人サイトなどを利用する必要はなく、Indeed (インディード)やタウンワークなどの求人サイトで見つけることが可能です。
また、有名ゲーム会社がホームページに求人を出している場合もあるので、こまめにチェックすることをおすすめします。
ゲームテスターのメリット・デメリット
ここまでゲームテスターの特徴や副業をする方法について解説していきました。
しかし、ゲームテスターで副業をするか迷っていて、まだ決められないという方もいるのではないでしょうか?
そこで、ここではゲームテスターのメリットとデメリットをご紹介いたします。
メリット
- 求人数が意外と多くて探しやすい
- 発売前のゲームがプレイできる
上記がゲームテスターのメリットになります。求人数が少ないイメージがありますが、ゲームテスターで求人を探してみると意外と多い件数で表示されます。
また、発売前のゲームをプレイできるので、ゲームマニアな方からすれば誰よりも早くゲームがプレイできるという特権を得ることができます。
デメリット
- ゲーム好きじゃないと長続きしない
- 意外と人とのコミュニケーションがある
上記がゲームテスターのデメリットになります。ゲームをプレイする仕事なだけあって、ゲームそのものが好きでないと長続きしません。
また、黙々と作業するイメージの仕事ですが、ゲームのバグが見つかった際の報告や、ゲームを作っているエンジニアとのアイデアの出し合いなどがあるので、人との会話が意外と多いです。
怒られることなどはありませんが、黙って仕事がしたいという方はストレスを感じる可能性があり、自分の意見が通らないことがほとんどなので小さなストレスが蓄積してしまうという人もいます。
ゲームテスターに向いている人
ゲームテスターに向いてる人は以下の通りで
- ゲームが好きな人
- バグを見つけるのが好きな人
- 報告書などで意見をまとめるのが得意な人
とシンプルです。
バグを見つけるのが好きな人や報告書の作成が得意な人にも向いていますが、なによりゲームが好きな人と言うのが一番向いている人と言えます。
副業は仕事の合間を縫って行うものなので、ストレスが少ないものでないと長続きしません。また、副業が原因でストレスを感じたり、身体的な疲労が溜まってしまうと私生活や本業に支障をきたしてしまいます。
自分の好きなことを副業にすることで、少ない労力とストレスで副収入を長期的に得ることができるのです。
まとめ
今回は「ゲームテスター」について解説していきました。
私は、ゲームテスターの副業を1年程続け、本業での転勤が理由で辞めることになりました。趣味であるゲームをするだけお金がもらえるのはとても素晴らしく、ストレスを感じることなく副収入を得ることができました。
また、自分もゲームを開発している一員になれたのだと思うと、なぜか誇らしい気持ちにもなります。
ゲームテスターは地味な作業の繰り返しではありますが、何度も言うように好きなゲームで副収入を得られる素晴らしい副業です。ゲームが好きな方やゲームが得意という方はぜひ「ゲームテスター」で副業をしてみてはいかがでしょうか?