怪しんだ方がいい副業ってどんなもの?うまい話には裏がある!
副業を探していて、怪しいと思う副業を見かけたことはありませんか?
「本当にこんなに稼げるの?」
「ちゃんとした会社なのかな?」
「もしかして詐欺なのでは?」
コロナ禍で、生活様式が変わってきました。
その中で、副業を始めようと思った方も多いでしょう。
しかし、それと同時に副業詐欺での相談が急増しているのです。
副業を始めるであっても、気を付けて仕事を選択しなければ詐欺や危険なことに巻き込まれてしまうでしょう。
今回は、副業を選ぶにあたって、怪しむポイントや怪しい副業によって及ぼされるリスクについて紹介していきます。
副業を探すときに怪しむポイント
仕事を始める前に登録料や教材費を請求されないかどうか
お金を稼ぐ為の副業のはずなのに、稼ぐ前に出費が必要な場合は、詐欺である可能性が高いのです。
副業をついて詳しく知らずに始めた人であれば、これらの詐欺に騙されてしまうこともあるでしょう。
「この後にお金を沢山稼げるなら、先行投資しておこう」
「高い報酬を得られるなら、数千円の手数料なら安いものだ」
という人間の心理をついてくるのです。
これが普通なのかな…?と詳しく知らなければ、私でも考えてしまっていたことでしょう。
お金を振り込んだら、連絡が取れなくなるやそもそも教材自体が存在しないということもありますので、十分注意してください。
こちらに実例もあるので、併せて読んでみてください。
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労働量と収入が見合っていない仕事は、詐欺か違法な仕事がほとんどなので、気を付けましょう。
プライバシーマークがあるかどうか
プライバシーマーク制度とは?
日本産業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に適合して、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を評価して、その旨を示すプライバシーマークを付与し、事業活動に関してプライバシーマークの使用を認める制度です。
(引用:一般財団法人 日本情報経済社会推進協会 https://privacymark.jp/system/about/index.html)
プライバシーマーク制度は、事業主が個人情報の取り扱いを適切に行う体制等を整備していることを評価して、プライバシーマークの使用を認める制度です。
プライバシーを取得するためには、審査機関による適合認証が必要となります。
つまり、このマークがあるということは、個人情報の取り扱い体制への信頼があるということができるのです。
副業を探す場合は、このマークがあるかないかも確認してみましょう。
仕事内容や会社概要がはっきりしているかどうか
仕事を請け負う会社は本当に存在している会社なのか?
仕事内容については、きちんと説明されているのか?
実際に業務を始める前に、1度この2つについては考えてください。
口コミや会社については、調べると必ず出てきます。
運営会社の所在地・資本金・代表者の名前などの基本情報が記載されていない場合は、十分に怪しんでください。
私も、副業を始めようと思ったときに詐欺などにあった方の相談や体験談を調べたことがあります。
もし、この調べるというひと手間を怠って、副業を軽い気持ちで始めてしまったら…と思うと恐ろしいです。
調べるのは一瞬ですが、詐欺にあうと長い間苦しいことが起こる可能性もあります。
しっかりリサーチしてみることをおすすめします。
お金の振込や換金方法が適切かどうか
副業で稼いだお金の受け取り方が適切かどうかについても要注意です。
現金を受け取るまでに様々な条件が設定されている場合があります。
報酬を振り込む金額や、換金に必要なポイントの最低額が高く設定されていることがあります。
振込やポイント換金の有効期限があり、稼いでも消えてしまう場合や、現金化できないうちに会社が消えてしまうという詐欺も存在するのです。
稼いでも、現金化できなければ意味がありません。
最初にしっかり、換金するための方法についても調べておきましょう。
気を付けないとどんなリスクがあるの?
お金をだまし取られる
TwitterやInstagramなど、SNSをみなさんやっていますか?
SNSを通じて、副業の話をもちかけてくるというケースもあります。
コンタクトをとってきた人の話に乗ると、それは振込詐欺だった!
広告やリンクをクリックすると、詐欺アプリをインストールするようになっていて、お金を強制的に取られた!
高収入な仕事を紹介するという話で斡旋料を放ったが、実際には紹介もされず、連絡も取れなくなった!
など、あらゆる手でお金をだまし取ろうとする詐欺が多いです。
インターネットやスマホ、SNSなどが身近になっていて、それにつけこんだ詐欺が増えています。
相手が見えないからといって油断せずに、いつも気構えておく必要がありますね。
私も最近、ニュースで副業を誘うメッセージがTwitterのDMで送られてきた大学生の話をみました。
SNSを使用する若者が増えていることで、その層を狙った詐欺が増えているのだなと実感したのです。
私の知り合いには、LINEで副業の誘いが来たと言っていた人もいたので、全く自分にも関係のない問題だなと思い、より気を付けようと思いました。
実際私も副業詐欺にあいましたからね…。
個人情報が漏洩する
副業詐欺では、個人情報を巧みに聞き出そうとするものもあります。
アンケートサイトなども大手のものではないと、個人情報の流出に繋がるでしょう。
メールアドレスなどが流出してしまうと、迷惑メールが増えたり、悪用されることも危惧されるので十分に気を付けなければなりません。
副業などで登録に使うメールアドレスは、念のためフリーのメールアドレスを取得してから使用するようにしましょう。
先ほど紹介した、プライバシーマークがあるかどうかや信頼のできる大手企業かなども併せて確認しましょう。
また、副業の取引に関して不審な点があった場合は、必ずお金を払う前に各地の消費生活センターや警察などに相談をしましょう!
消費者センターでは、消費者からの相談やトラブル解決のための助言などを無料で行っています。
なにか不安なことがあれば、相談の電話をしてみましょう。
消費者ホットライン 電話番号 188
警察相談専用電話 電話番号 #9110 (いずれも局番なし)
怪しい副業かどうかを見極めよう・まとめ
ここまで怪しい副業の見極め方とリスクについて紹介しました。
副業詐欺は、ニュースでも取り上げられるぐらい問題になってきています。
普通の大学生や、会社員など、誰でも被害にあってしまう可能性はゼロではないのです。
今回紹介したポイントをチェックしながら気を付けて、自衛していきましょう!